仕事帰りの電車の中で読めるをコンセプトにした、宵のつれづれシリーズ。今回は第21回目、かよわいSLEです。
かよわいSLE
ソシオタイプがわからなくなる要因はいくつかありますが、「憧れ」による思い込みはあるような気がしています。今日引用するのは、好きなタイプについての思い込みです。
さて以下、SLEとSLEの同一関係の記事からの引用です。引用元はいつものストラティエフスカヤです。
このソシオタイプ(SLE)の人に最も共通する誤解は、「私は、自分よりさらにもっと意志があって強い人を、人生のパートナーとして探し求めているのだ」というものです。そしてそれをさまざまな理由で行っています。時には打算や利益のためです。(…) 別の理由は、SLE女性 の多くが「強い女性」であることに飽き飽きしているからです。彼女らは「かよわくて愛されている」と感じたいし、強くて勇敢なパートナーの広い肩の後ろに隠れたいし、石垣の後ろにいるように彼の後ろにいたいのです。
Тождественные Отношения: СЛЭ-СЛЭ | Соционика от Стратиевской
SLE女性は一般に「強い女性」と思われがちです。おそらくそれは正しいのですが、SLE本人はというと、かよわい女の子に憧れていることがあったりするんですよね。
かよわい女の子…つまり、華奢で繊細で病弱で色白で、たぶん淡い水色の清楚なワンピースとか着ているような少女で…みんなから愛され、ガラス細工のように大事に扱われているみたいななんかそういう感じの…。まあそこまでは言ってないですが…。
とにかくSLE女性は、そういう「かよわい女の子」として守られてみたくて、こんなふうに言ったりすることがあります。

好きな男のタイプ? そりゃ強い男でしょ♡ 弱弱しい男とかゼッタイ無理!
自分が「かよわい女の子」として扱われるためには、「自分より強いヤツ」を探さなければいけないと思っているのかもしれません。そしてSLE男性に出会うと、「この人は強い男だから、自分をか弱い女の子として守ってくれるかも」と期待するかもしれません。
しかしこれはソシオニクスで考えたら「まぁ…思い込みでしょうな」とか思っちゃうわけです。現実には、SLE女性は、理想の「かよわい女の子」として守られることはないでしょう…。
というのも…こうなってしまうから…。

瓶の蓋が開かな~いっ!! ねぇ~、SLEクン開けて~っ!!♡♡

お前、力弱すぎだろ。俺がいないとダメなんだなお前は~。

…「お前」? …えっと、誰に口聞いてるかわかってる? 「すぐお開けいたします!SLEチャン様の瓶の蓋を開けられるなんて光栄です!!」だろが。
一体、「かよわい」とは何だったのか。
※ひよこちゃんのセリフはイメージです。