今回から、軽くて短い記事を書くシリーズを開始します。その名も宵のつれづれ。宇治拾遺物語からおパクりしました。今回は、1回目。タイトルはLSIからのアドバイスです。
memaiです。最近、いやここ数年くらい、ずっと悩んでいることがありました。何を悩んでいるかというとですね、ブログが書けなくなったんです。
それで先日も、我が家のLSIにぼやいていたところ、なんとアドバイスをもらいました。
もっと軽くて短い記事を書いたらいいのに、とは前から思っていた。
その話を聞き、さもありなんと思い、仕事帰りの電車の中で読めるような(ついでに私自身も仕事帰りに書けるような)軽くて短い記事、をコンセプトに書いていくことにしました。
LSIからのアドバイス
アドバイスといえば。ソシオタイプによってアドバイスしがちな内容は変わります。
モデルAでいうと、アドバイスは、観察する機能(無視された機能)からよく発されます。
この観察する機能が集める情報は、たとえるなら監視カメラの記録のようなもの。普段は録りっぱなしで放置しているけど、いつでも引っ張り出してくることができる。けっこ~貴重な情報なんですよね。
なので、観察する機能、普段は「あんまり興味ありませんナァ」という顔をしているんですが、大事な人が困っているときには、隠し持っている情報を引っ張ってきて、アドバイスという形で与えることができます(アドバイスというか単なる非難になることもあれば、困っていないのに口出し(いわゆる”クソバイス”)をすることもあります。どれも「言葉だけ」という点ではおんなじですね)。
監視カメラって比喩、どっかで読んだのか、自分で思いついたのか全然覚えていないんですが、よくないすか。さりげなく設置されていて何か主張してくるわけではない、でも確かに見ている感じがあって。それに、監視カメラの映像をずっと見返して喜んでいる人とか、映像をいろんな人にばらまいてる人は、ちょっと嫌でしょう。観察する機能の情報にこだわっている人も、ちょっと嫌な印象を与えやすい。あと本人としても、監視カメラの映像を見返さなければいけない状況って、なんか困っているときだろうから、できれば使いたくないですよね。監視カメラも観察する機能も、「設置されているだけ」のときがいちばん平和なときかもしれないなーみたいな…。
話戻すと、LSIの場合、この観察する機能にあたる情報要素は、外向論理です。
外向論理はビジネスの論理、行動の論理、技術の論理なんていうこともあります。仕事の進め方、仕事の質などについての情報です。
つまり、LSIは、仕事の進め方や質(外向論理)を、常に見ている(観察する機能)タイプってカンジ。身内が仕事のことで困っていれば、仕事の進め方についてアドバイスをします。
我が家のLSIのアドバイスはこんな感じ※:
1記事1論点なら書けるやろ。ゆるく楽しく書いたらいいよ。論文じゃないんだし。「論理的な文章を書かねば」と思ってストレスためても仕方ないからね。思い詰めず、論理とか一旦忘れて、好きなように書きなよ。
論理的ではありたいんだけどなあ。
勘違いするな。そもそも、あなたの話が論理的だったことは一度たりともない。
うそォ! 最近はいい線行ってるカナ…?と思ってたんだけど!
というか、無理に論理的に書こうとするより、家でペチャクチャ喋ってるような取り留めのないこと書いたほうがいいよ。それなら仕事で時間なくても書けるでしょ。人もそっちのほうが読みたいんじゃないの?
あんなのでいいのかしら。あんなのでいいなら確かにいくらでも書ける。
十分でしょ。仕事は小さい積み重ねだよ。周り見てても思うけど、若いうちに小さな成果でもコツコツ出していた人ほど、今、大きな成果をあげている。逆に「まだ納得したものを作れていないから」と小さな成果を公表してこなかった人は、未だに成果0のまま。
うちのLSIもこんな感じで、「あんま他人に興味ない…」とか言ってボヤ~ンとしてるのに、周りの人の仕事の仕方は、ものすごい見てるんですよね。
というわけでそのアドバイスを真摯に受け止め、やっていこうと思います! 一応アドバイスくれたお礼として、LSIのお祝い事が重なっていたこともあるので、阪急うめだのデパ地下で、ちょっといいケーキを買ってさしあげました。サンキューLSI。
以上! 今回の論点は、LSIの観察する外向論理についてでした。今後、これくらいのゆるさで更新していきますので、お楽しみに。
※セリフは、実際のやりとりを一部アレンジしています。また掲載するすべてのセリフが一言一句「観察する機能の外向論理」に該当すると言っているのではありません(ほかの情報要素由来の情報であると説明するほうが適切な箇所も含まれています)。