ソシオニクスのタイプ(ソシオタイプ)によって、適職や働き方の特徴は異なります。今回はLSEの適職・働き方について紹介します。就活・転職活動の参考にしてみてください。
ソシオタイプLSEの適職・働き方を紹介!
LSEは、MBTIのタイプESTJとおおよそ対応するタイプ(※諸説あります)で、Logical-Sensory-Extravert(論理-感覚-外向型)の略です。
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今回はLSEの適職・働き方について紹介します。
LSEの働き方①
LSEの仕事のモチベーションは、集団内において、経営者や管理職といった高い地位につけるという可能性があることです。手短に言えば、LSEは、全ての業務を自分のやり方で指導したり管理したりしようとし、自分の意見を考慮してもらいたがります。もちろん、LSEにとってこうしたポジションに就くのは楽勝なことであり、LSEのチームや部署にも、LSE自身にも問題はなくなります。もしLSEがチーム内の一般メンバーでしかなく、LSEの持つマネジメントの才能が活かされていなかったり評価されていなかったりする場合でも、LSEは人のマネジメント業務に立ち入ろうとするからです。たとえ、その仕事が完全にLSEの権限の範疇を超えていたとしてもです。何をすべきなのか、どう進めるのが良いのかを伝え、間違った行動は言葉にして批判するでしょう。
はためには、LSEのような実用的な性格なら、生活面では何の問題もないように見えるかもしれません。しかし、きっちりしていて効率的で合理的であるにもかかわらず、LSEは、ほとんど幸福や満足感を感じることがありません。LSEにとって、自分の中の精神的なバランスを保ち、人生について楽観的な見方をし続けることは難しいことです。LSEはリラックスしたり休んだりすることができません。なぜなら、LSEは今の問題や明日の心配で常に頭がいっぱいだからです。LSEは、身近な人たちにたえず不満を感じます。それは、LSEが期待するようなレベルの高潔さや物事への責任感を持っている人はほとんどいないからです。いわば、LSEは、人生において一番高い評価だけを求める「永遠の成功者コンプレックス」のせいで、幸せになることができないのです。そのため、「社会全体のために働く」というLSEの苦しみを和らげることができるのは、LSEの心配や苦労を穏やかに聴き、同情を示すといった、感情のこもったシンプルな関わりだけです。LSEはストレートで我の強いタイプ(外向・合理型)なので、一度動揺してネガティブモードになったら、違ったふうに説得しようとしても無意味です。嵐が過ぎるのを穏やかに待ち、LSEが自分の気持ちや考えを話せるようにしてあげなければいけません。LSEが落ち着き始めたら、ここでやっと心から正直に話すことができるようになります。すべてがそんな悪いわけではないよ、前にもこういうことは起こったけど、全部うまいこと終わったよ、などと説得することができるようになるのです。完全に落ち着いたら、あなたはLSEをちょっと非難して、LSE自身が間違っていて刺々しい行動をとったのだということ、全員が悪いわけでもなければ、いつも悪いわけでもないのだということを説明するかもしれません。LSEには、LSEが悪く語った人たちが、自分の能力を発揮して完璧な行動をとったときの具体的な状況について、思い出させてあげましょう。LSEは感情面のサポートだけでなく、人間関係において刺々しい態度を表してしまうことを予め防ぐような、控えめだが切れ目のない教育を必要としています。
LSEの働き方②
一般的な条件下では、LSEはきちょうめんできめ細やかで、ほどよくエネルギッシュな人で、考え方は具体的で、どんなアイディアにも人情味があります。LSEの外見上のふるまいはすべて、「状況にふさわしい」という言葉で表現できます。LSEは必ずしも権威を求めているわけではないのですが、場違いな人にも決してならないでしょうし、自分にとって何がふさわしいかに基づいて状況を引き受けます。
LSEは、実存的な問いに悩むことはなく、また、自己中心主義に極端に陥りやすいという傾向があります。
以上から、プロとして見た時には、LSEは、経営に関わる具体的で十分な決断が求められる仕事ならなんでも適職であるということがはっきりします。
効率的に働いたり論理的に考えたりできる能力、客観性への志向、遵法精神、人のニーズの理解、さらには人のために快適な労働環境を作れる才能、こうした特徴のために、LSEは昇進して人の上に立つのにふさわしい人物となります。
本来的に、保守的であり実証済みの方法を支持するため、LSEは戦略(strategy)よりも戦術(tactics)のほうがはるかに向いていますし、飛躍やリスキーな行動よりも、段階的な発展を好みます。
LSEは、ビジネス文書に関わるような、経営上の仕事をたやすくこなします。どんなスケールであっても組織することができます。LSEは集団全体の問題だけでなく、個人の問題も調査することができます。人のニーズを無視することはありません。同時に、やらねばならないときには、厳しいリーダーになることもできます。それは、物質的な資源や人材を効果的に利用するためには、しっかりと管理する必要があるという確信があるからです。
LSEの適職
実践的な仕事であればなんでも向いています。とりわけ、人を管理したり指示したり、仕事や活動を(安定した条件と規則の下で)調整する必要性がある立場がいいです。
など。
男性のLSEと仕事
もしLSEが上司である場合は(LSEは男女問わず管理職になりやすいです)、LSEに言われたことを正確に実行に移さなければいけません。LSE男性はいつも何をどのようにすべきかをわかっており、他人に対して、何が自分の仕事として課されており、何を期待されているのか、いつでもきっちりと説明します。実際、LSE男性は、人を傷つけてしまうのを覚悟で、ストレートすぎる言い方をすることがよくあります。心の中では怒鳴ってさえいるかもしれません。LSE男性と揉めたくないなら話は簡単です。気にしすぎないことです。そういう人なのです。
仕事という観点では、LSE男性は、現実的な知識、高い能力、そして責任感が問われる実践的な仕事であれば、なんでもできます。優れた建築士、デザイナー、薬剤師、外科医、歯科医、ビジネスマン、化学者、物理学者、出版業者などになります。文献研究をすることもあります。唯一向いていないのは、心理学です。
女性のLSEと仕事
LSE女性はかわいらしい主婦であり、いつも家にいてストーブの周りで動き回っているのだと考える人がいたとすれば、LSE女性のことを何にもわかっていません。LSE女性は、LSE男性とほとんど同じくらい成功します。LSE女性は、頼もしく、責任感と実行力のある仕事仲間になります。たいてい高い地位へとのぼりつめ、一般的に輝かしいキャリアを築きます。しかも、LSE女性は家族を決して放置しませんし、サポートが不十分であることもありません。簡単に言って、もし職場にLSEの若い女子がいたら、安心して眠ることができます。LSE女性になら、割り振れると思った仕事は、どんな大事な役目でも任せることができます。なんでも対処していくことでしょう。
LSE女性が成功できる仕事の領域は、多岐にわたります。男性と変わらぬ活動範囲で、創造的な自己実現をすることができるでしょう。
LSEの就活事情
私の周りにあまり多くないのですが、銀行員とかコンサルとかやっている人がいます。あとはやはり社長とか店長とか、経営サイドの人にもLSEっぽい人は圧倒的に多かったかなと思いました。
私LSEだけどこんな就活したよ!などの経験談、随時募集しています。