ソシオニクスのタイプ（ソシオタイプ）によって、適職や働き方の特徴は異なります。今回はESIの適職・働き方について紹介します。就活・転職活動の参考にしてみてください。
ソシオタイプESIの適職・働き方を紹介！
ESIは、MBTIのタイプISFPとおおよそ対応するタイプ（※諸説あります）で、Ethical-Sensory-Introvert（倫理-感覚-内向型）の略です。
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今回はESIの適職・働き方について紹介します。
ESIの働き方①
ESIの大きなモチベーションは、自分や自分の愛する人たちのために高いレベルの幸福を手に入れることです。ESIはたいてい勤勉で手先が器用であり、家族に高い給料を与えるために必要なぶんだけ働くことができます。ESIは、自分の仕事の価値に対して十分な報酬が与えられる場合には、迅速な行動が必要な仕事をなんでも引き受けることができます。そうでない場合、つまりESIの功績に給料が支払われない場合には、ESIはいろいろと口実をつけて頼みを断り始めるでしょう。渋々仕事をやるというよりは、むしろ全く仕事を引き受けたがらなくなるでしょう。ESIは、過度にネガティブになったり説教臭くなったり、自分の人生、そして特に周りの人間に対して不満を感じたりする時期があります。このような状況では、そんなこと言うなよとESIを思いとどまらせるのは無意味です。一番いいのは、激しくエネルギッシュな活動によってESIの気持ちを紛らせてあげることでしょう。ESIはルーティンワークすら上手にこなすのですが、それにもかかわらず、何をしなければいけないのかという方法論をいつも心に描くことはできないのです。どんなときでも、これをする必要あるのかなという疑念を抱いてしまうかもしれません。自信満々に楽観的に、各工程の「フローチャート」を説明してあげて、それからそれを実行するように急かしてあげられれば（「今これやらなかったら、うまくいかなくなるよ。なぜかというと…」）、ESIは調子が出てきて、内心感じているためらいに打ち勝つことができるようになるでしょう。できるだけ早く仕事を終わらせれば、近い将来、成功や良い結果をおさめられるよということを、ESIの心に呼び覚ましてあげましょう。
ESIの働き方②
ESIの強い感覚（S）は、仕事や専門的な領域ではっきりあらわれるようになります。ESIの仕事場はたいてい物が揃っていて整理され、道具やモノは置き場所が決まっていて、散らばったものはありません。
仕事中は、たいていESIはとても責任感があってきちょうめんで、同じことを人にも求めます。ESIは、まわりの人の怠慢や責任逃れに不寛容です。時間通りに職場に来ない人たちや、質の悪い仕事をするような人たちにはとげとげしくなるかもしれません。不満の理由がないときには、ESIは穏やかでやわらかく、思いやりのある接し方を選びます。
自分がリーダー的な立場に立っているとわかると、ESIは、大きな責任に押しつぶされて絶え間ないストレスや緊張を感じます。ESIの弱い外向直観（Ne）は、しばしばESIの低い自尊心の理由になるのですが、このNeの弱さのせいで、ESIには、同僚たち1人1人のポテンシャルや可能性がわからないのです。それゆえ、ESIは、自分にとってネガティブな行動や言動にはなんであろうと、油断せず、激しく警戒し続けるのです。
同僚同士の人間関係を鋭く感じ取れるので、ESIは、誰が影のリーダーなのかをすぐに理解して、首尾よくその人のサポートを手に入れます。ESIは、他の誰かと責任を分担しているときには、比較的安心してリーダーの立場に建てるようになります。
出来事を予測したり遠い未来を見通したりすることが苦手なので、ESIの注意の大部分は、目下の戦術的な問題・障害の解決に向けられることになります。そういう問題・障害なら、ESIは、ほとんどの場合、うまく解決したり除去したりすることができます。ESIにとっては、安定した環境下で働くほうが簡単です。不確実なことがあると、ESIは不安になり、身動きがとれなくなります。それはESIがリスクをとるのが好きではないからです。しかし、一度ESIが何かを決めたとしたら、穏やかに、粘り強く、そして毅然とした態度で行動し、与えられた任務やタスクを最後までやりぬきます。
ESIの同僚については、ESIはよく説得や宣告を方法として用いて、相手のなかに義務感や良心、正直さを呼び起こします。そして自分は、穏やかに、威厳を保ち、そしてまじめに振る舞います。これは、相手が自分に敵意を向けてこない場合に限られます。敵意を向けられている場合には、ESIは自分の立場を守るために、厳しくそして断固とした態度をとるでしょう。
ESIの適職
人とのかかわりが求められるソーシャルな領域がおすすめです。快適な生活環境をつくるのが上手なので、幼稚園の先生などは向いています。また、集中力、忍耐力、手先の器用さが求められる仕事、経済にかかわる仕事もよいです。
など。
男性のESIの適職
ESI男性は人間というものをよくわかっているので、人との働き方もわかっています。子どもから大人まで、人とかかわる仕事はなんでも適性があります。小児科医、テレビの司会者、人事部長などが向いています。また、営業部長、ジャーナリスト、警察や自衛隊として働くこともできます。
女性のESIの適職
ESI女性はまじめでがんばりやなので、人から頼もしい仕事仲間と思われるかもしれません。それ以外では、なによりもESI女性は自分のプロジェクトに情熱を注ぐことができるというのが大きいです。しかし、ESI女性にとってその仕事が新しいものである場合は、必ず徹底的に指示をしてあげなければいけませわ。つまり何をどのようにやらなければいけないか、全部教えてあげなければいけません。そうしなければ、仕事は完全に停止してしまい、そこから前に進まなくなってしまうでしょう。そのような指示や、仕事を進める上で踏まねばならないステップを、ESI女性が1つ1つメモしていればまだマシになります。しかし、もしESI女性がその仕事にすでに慣れている場合には、心配すべきではありません。すべては正直に、正確に、そして時間通りに行われるでしょう。
どんな仕事においても、ESI女性は、なによりもまず人のことと自分の問題のことで頭がいっぱいになります。そのため、人と直接かかわる仕事を選ぶほうがよいでしょう。教師（特に低学年）、幼稚園の先生、看護師、小児科医、心理学者、校正係、編集者、インストラクター、外国語の先生がおすすめです。
ESIの就活事情
私の周りでは、保険、機械、映画やデザインの業界に進んだ友人、あとは教師になった友人がいます。やりたいことや譲れない条件などがはっきりあるので、それを目指して業界選びをしていくような感じでしょうか。ベンチャー企業よりも安定した大手企業に就きたがる人が多いかなと思います。
ESIだけどこんな仕事してるよ！という経験談などありましたら、ぜひ教えてください。
