ソシオニクスでは、タイプごとに恋愛の傾向も異なると考えられています。今回は、SEIの恋愛についてまとめます。SEIは恋愛面では盲目的に尽くすタイプで、好きになった相手に身も心も捧げます。
SEIの恋愛の特徴とは?
SEIは、MBTIのタイプISFJとおおよそ対応するタイプ(※諸説あります)で、Sensory-Ethical-Introvert(感覚-倫理-内向型)の略です。
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各タイプの恋愛の特徴は、研究者によってさまざまな分析・分類がされています。
SEIの場合は以下の分類があてはまり、ここからSEIの恋愛の特徴を考えることができます。
- 保護者タイプ
- エロス&マニア
- アルファ・クアドラ
では、これらの分類をSEIひよこと一緒に見ていきましょう!
よろしくね~。
※セリフはイメージです。
SEIの恋愛スタイル=「保護者タイプ」
SEIは、Gulenkoの4つの恋愛スタイルのうち、保護者タイプ(Caring)に該当します。
保護者タイプは、好きな人を気遣ったり支えたりします。自分の気遣いを必要とし、自分といると居心地よさそうにしていて、遊び心のある人を好きになります。
保護者タイプのSEIは、おっとりした優しいママ/パパという感じの人です。衣食住を整えたり、ささやかな親切によって、大切な人が心地よく過ごせるようにするでしょう。一方でSEIはぼんやりしていて将来を深く考えないところがあるので、知的な刺激で揺さぶってくれる人が必要です。
ぼ、ぼんやり。
SEIの愛=「エロス」・「マニア」
SEIは、Megedの8つの愛の形のうち、エロス(Eros)とマニア(Mania)の2つに該当します。
エロスは、美への情熱的な愛です。美しい顔や体やふるまいを崇拝し、好きになった相手に自分を合わせて、身も心も1つになろうとします。
マニアは、執念深く激情的な愛です。激しい独占欲や自己犠牲、予測できない行動が特徴です。
エロスとマニアを持つSEIが恋人に選ぶのは、多才で知的で興味を惹きつけるのが上手な人です。SEIはそんな相手に盲目的に尽くし、自分磨きを頑張ります。崇拝したいので、ヘコヘコされても興味は持てません。ただ、お互いに助け合う気がないとわかるとガッカリします。
推しは尊い…。
SEIのクアドラ=「アルファ・クアドラ」
クアドラ別の恋愛の特徴は、MegedやBukalovが分析しています。SEIは、アルファ・クアドラに属するタイプです。
アルファ・クアドラに属するタイプは、恋愛面では、表面的だろうが不和のない明るい関係を好みます。不満はお互いの歩み寄りによって解消しようとし、根に持ちません。
SEIは、口説き上手です。気遣ったりお世辞を言ったりして良い雰囲気を作ります。相手との強い絆を感じたがり、性生活も重視します。
そうなのか…?
SEIの恋人におすすめのタイプは?
SEIが恋人に選ぶと良いタイプは、ILEです!
!!!
知的で好奇心旺盛なILEといると、SEIはマンネリな毎日から抜け出せる心地がします。ILEも、SEIの気遣いや穏やかさ、それからおっとりした色気に安心感をおぼえます。
そもそも自分が人見知りだし、関係が始まらないような…?
SEIはたしかに警戒心が強く人見知りするタイプです。なので自分から行くより、ILEに話しかけられるのを待つことになるかもしれません。ただILEは誰にでもフレンドリーなので、共通の集まりなどで単純に関わる回数を増やせば、距離は縮めやすいです!♡
双対ILEとの理想的な恋愛は:
おまけ:SEIのサブタイプ別の恋愛の特徴は?
ソシオニクスの研究者の中には、サブタイプという考え方をする人もいます。
SEIのサブタイプ、Si-SEI・Fe-SEIの恋愛の特徴は以下の通りです。
Si-SEIの恋愛の特徴
性に関しては、関心が強くクリエイティブで、人によって違います。柔らかくしかし粘り強く、距離を縮めていきます。お世辞が上手でそつがなく、口説き方をわかっています。安定した関係を好み、裏切りは簡単には許しません。情緒的に関わろうとしますが、いつも自分の感情に従うわけではありません。並外れた才能によって尊敬と憧れの念を引き起こしてくれる人を必要とします。そういう人がSi-SEIの気遣いを「自分でできる」とはねのけないで求めてくれれば、Si-SEIはずっとその相手に興味を抱き続けられます。
Romantic and Sexual Behavior of Quadras and Subtypes – Wikisocion
Fe-SEIの恋愛の特徴
ロマンティックで情緒的で話上手です。感じが良く素直ですが、同時に繊細でもあり、すぐに腹を立てます。感情が激しく変わりやすいです。せっかちで事を急ごうとするかもしれません。セックスの頻度を重視し、相手への愛を深く感じようとします。気まぐれで情緒不安定なことがありますが、愛する人たちには非常に気をつかいます。Fe-SEIは少しばかり不安に弄ばれたり、好奇心をそそられたり夢中になったり、それから感情面での互恵が明らかであるときには主導力を示されねばなりません。そういうふうにすれば、マンネリを感じているFe-SEIに、ヤキモチを引き起こすことができるのです。
同上