4つの恋愛スタイルに性差はあるの?男女別の特徴を紹介!【侵略者・犠牲者・保護者・子ども】 | いざよいブログ
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4つの恋愛スタイルに性差はあるの?男女別の特徴を紹介!【侵略者・犠牲者・保護者・子ども】

アイキャッチ:4つの恋愛スタイルに性差はあるの?男女別の特徴を紹介! ソシオニクス

「恋愛中の姿」の違いであるソシオニクスの4つの恋愛スタイルは、侵略者タイプ・犠牲者タイプ・保護者タイプ・子どもタイプの4つがあります。今回は、これらの男女別の特徴を紹介します。

4つの恋愛スタイルに性差はあるの?

V. Gulenkoの4つの恋愛スタイルは、恋人などの前でだけあらわれるような「恋愛中の姿」の違いのことで、侵略者タイプ・犠牲者タイプ・保護者タイプ・子どもタイプの4つに分けられます。

ところで、この4つの恋愛スタイルには性差があるのでしょうか?

V. Gulenkoは4つの恋愛スタイルの特徴を男と女で分けて記述していますが、この研究は30年前のものですし、男と女で分けて考えること自体が今の時代においてはふさわしくないと考える人もいるかもしれません。

少なくとも言えるのは、「男らしさ」や「女らしさ」といった規範の存在は、恋愛スタイルへ影響を与えているだろうということです。恋愛スタイルが伝統的に「男らしい」あるいは「女らしい」とされるものである場合は特に、その性差は大きくなりそうです。つまり「男らしい」とされる恋愛スタイルをもつ場合、男性よりも女性のほうが恋愛において悩みを抱えやすいかもしれないということです。

前置きが長くなりましたが、それぞれの恋愛スタイルの男女別の特徴を見ていきましょう。

侵略者タイプの男女の特徴は?

1つ目は侵略者タイプです。

侵略者タイプは、一度好きになると積極的に好意を伝え、どんな手段をとってでも相手を手に入れようとします。自分についてきてくれるとやりがいを感じます。

侵略者タイプの4タイプ:

侵略者タイプの男性の特徴

侵略者タイプの男性は、相手を支配したい気持ちが強いです。

女性を力で支配したがる傾向があります。恋の駆け引き中は、奮闘する姿を見せるのが好きです。あえて乱暴にすることがあり、時々女性を身体的にも精神的にも傷つけます。女性には自分の力に屈服してほしいと思っています。

В. В. Гуленко(1992)

「オレ様系」とか「亭主関白」とかは、侵略者タイプの男性のイメージに近いかもしれないです。“聞き分けが良い”人が好きです。

こういう荒々しい特徴が自分に特有なものと自覚していなければ、「男とは支配したい生き物だ」と拡大解釈し、そのために自分の行動をかえりみることもないかもしれません。このために、(犠牲者タイプ以外の)人からめちゃくちゃ反感を買う恐れがあります。

侵略者タイプの女性の特徴

侵略者タイプの女性は、相手より上でありたい気持ちが強いです。

どんなときでも、男性と競争しようとします。性的な関係であってもです。男性に対し、皮肉を言ったりあざ笑ったりしがちです。どんなことにおいても、男性よりも有能であると感じたいです。恋の駆け引き中は、男性には、媚びや、これ見よがしな弱さ、それから情緒不安定さを期待します。

В. В. Гуленко(1992)

「女王様」あるいは「かかあ天下」が侵略者タイプの女性のイメージに近いでしょうか。優越感を感じさせてくれる人が好きです。

自分のこうした勝ち気な特徴を自覚していなければ、「一歩後ろを歩くかよわい女性」にならねばと思い込むこともあるかもしれません。実際にそういう「かよわい女性」の役割を担うことは、侵略者タイプの女性にとっては、屈辱以外の何物でもないのですが。

犠牲者タイプの男女の特徴は?

2つ目は、犠牲者タイプです。

犠牲者タイプは、相手の好みに自分を合わせようとします。強くて頼もしくてちょっとイジワルに命令してくる人に惹かれますが、疑り深いので決して言いなりにはなりません。

犠牲者タイプの4タイプ:

犠牲者タイプの男性の特徴

犠牲者タイプの男性は、相手に捕まえられたい気持ちが強いです。

力強い女性を理想的と思います。彼女の好みに合わせ、彼女の意志の強さを尊敬します。行動の中では、自分の依存心や従順さを強調したり、コントロール下から逃れたりします。女性との関係では、無意識に、命令されたりはめられたり叱られたりすることを待ち望んでいます。この手の反応をかえしてもらえないと、思わず言ってしまいます。

В. В. Гуленко(1992)

犠牲者タイプの男性は、主人に仕える「騎士」のような人です。勝ち気な人に惹かれ、主人にふさわしいか試すような行動をとります。

こういうめんどうくさい特徴を自覚していなければ、良い相手に恵まれるのは難しいでしょう。裏腹な態度のせいで、(侵略者タイプ以外の)相手を振り回したり、気持ちを疑われたりすることがあるかもしれません。

犠牲者タイプの女性の特徴

犠牲者タイプの女性は、相手にいじめられたい気持ちが強いです。

(…)理想は、アメリカのアクション映画から出てきたスーパーマンを彷彿とさせるような、物理的に強い男性です。彼の力が自分に向けられるのを経験したいし、彼の攻撃に抵抗したいし、自分を犠牲者のように感じたいのです。恋の駆け引きでは、様々な形で対立したがり、相手の情熱を焚き付けます。この(犠牲者)タイプの女性には、時々、本質的にマゾヒスティックな特徴があります。実際は、皆が皆それを自覚しているわけではないのですが。

В. В. Гуленко(1992)

犠牲者タイプの女性は、「悲劇のヒロイン」を演じたがります。曖昧な態度や挑発的な言動によって、相手と対立したがります。

こういうややこしい特徴を自覚していなければ、自分のマゾヒスティックな欲求を我慢するか、あるいは、優しい(決して攻撃などしたくない)人をわざわざ挑発して単に嫌われたり、悪いヤツにただただ傷つけられたりするかもしれません。

保護者タイプの男女の特徴は?

3つ目は、保護者タイプです。

保護者タイプは、好きな人を気遣ったり支えたりします。自分の気遣いを必要とし、自分といると居心地よさそうにしていて、遊び心のある人を好きになります。

保護者タイプの4タイプ:

保護者タイプの男性の特徴

保護者タイプの男性は、相手に頼られたい気持ちが強いです。

(…)経験を積んでおり、パートナーの女性の内面世界に気を配ります。愛のこもったお世話によって、女性を落とすことができます。恋の駆け引き中は、女性の優しさや傷つきやすさをとてもありがたがり、自分の人生経験やスキルを喜んでもらおうと期待します。

В. В. Гуленко(1992)

保護者タイプの男性は「お父さん」のような人です。自分の気遣いやお世話を喜んでもらったり、頼ってもらったりするのが好きです。

こういう頼られたがりな特徴を自覚していなければ、お世話を必要としていない相手を娘扱いして煙たがられたり、クズからATMのように絞りとられたりするかもしれません。

保護者タイプの女性の特徴

保護者タイプの女性は、相手を支えたい気持ちが強いです。

(…)パートナーの男性のお世話をしたがります。弱いけれども知性があり、家事については自分に従ってくれるような男性に惹かれます。そういう人を喜んで守り、支え、励まします。一般に男性を尊敬しないこういう性格の特徴については、本人はまぁいいかと思っているか、あるいは完全に認められることだと考えています。

В. В. Гуленко(1992)

保護者タイプの女性は、「お母さん」のような人です。生活のお世話や応援によって、相手を支えたがります。

こういうお世話好きな特徴を自覚していなければ、クズから家政婦や金づるのように利用される恐れがあります。あるいはお節介を焼きすぎて「プライドを傷けた」として(子どもタイプ以外から)嫌がられるかもしれません。

子どもタイプの男女の特徴は?

最後は、子どもタイプです。

子どもタイプは、変わった行動で相手の気を引こうとし、自分のことを好きでいてくれて、さらにお世話をしてくれる人を好きになります。

子どもタイプの4タイプ:

子どもタイプの男性の特徴

子どもタイプの男性は、相手に支えられたい気持ちが強いです。

(…)依存的で、世間知らずであり、女性からの実用的で気持ちのこもった支えを待ち望んでいます。無意識のうちに、自分の注意力のなさや、台無しになった才能、人生の戦いへの適応できなさを強調します。女性に対しては、経験豊富で、自分の問題にすぐに反応してくれることを重視します。

В. В. Гуленко(1992)

子どもタイプの男性は、「ぼっちゃん」です。気遣いやお世話を引き出すために、自分の不甲斐なさをアピールしがちです。

こういう甘えたがりな特徴を自覚していなければ、自分でなんでも背負い込もうとして心身ともにボロボロになるかもしれません。あるいは、(保護者タイプ以外の)相手に重荷を背負わせて疲れさせるかもしれません。

子どもタイプの女性の特徴

子どもタイプの女性は、相手に頼りたい気持ちが強いです。

(…)このタイプの女性の理想は、生活にうまく適応できていて、たいてい自分よりも年上の、親切で経験を積んでいる男性です。このような男性がいると、自分が小さな女の子であるように感じ、彼にほぼ完全に頼りきりになります。恋の駆け引きでは、心理的な要素を優先します。つまり、誠実な会話をしたり、ムードのある音楽をかけたり、くつろげる状況を作ったりです。とりわけ、寛大さや気遣いを重要視します。

В. В. Гуленко(1992)

子どもタイプの女性は、「お嬢ちゃん」のようにふるまいます。頼れる人を求めて、自分の弱さや無邪気さをあらわにします。

こういう頼りたがりな特徴を自覚していなければ、子どもタイプの男性同様、自分ですべて背負い込もうとするか、逆に相手にすべてを背負わせようとするかもしれません。悪いヤツの食い物にされることも少なくないでしょう。

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