4つの恋愛スタイルの相性は?組み合わせ10通りを一挙紹介!【侵略者・犠牲者・保護者・子ども】 | いざよいブログ
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4つの恋愛スタイルの相性は?組み合わせ10通りを一挙紹介!【侵略者・犠牲者・保護者・子ども】

アイキャッチ:4つの恋愛スタイルの相性は?組み合わせ10通りを一挙紹介! ソシオニクス

「恋愛中の姿」をあらわすソシオニクスの4つの恋愛スタイルは、侵略者タイプ・犠牲者タイプ・保護者タイプ・子どもタイプがあります。今回は、この4つの恋愛スタイルの全10通りの組み合わせ(相性)をすべてご紹介します。

4つの恋愛スタイルの相性は?

V. Gulenkoの4つの恋愛スタイルは、恋人などの前でだけあらわれるような「恋愛中の姿」の違いのことで、侵略者タイプ・犠牲者タイプ・保護者タイプ・子どもタイプの4つに分けられます。

侵略者タイプの4タイプ:

犠牲者タイプの4タイプ:

保護者タイプの4タイプ:

子どもタイプの4タイプ:

また4つの恋愛スタイルの特徴は、男性と女性でも微妙に異なった特徴があります。

今回は、これらの4つの恋愛スタイルの相性をご紹介します。

相性が良い組み合わせは?

4つの恋愛スタイルの組み合わせは、以下のA~Jの全10通りです。

4つの恋愛スタイルの相性

このうち、相性が良い組み合わせは、BとIです。

相性が良い組み合わせ
  • B:侵略者タイプ×犠牲者タイプ
  • I:保護者タイプ×子どもタイプ

まずはこの2つの相性が良い組み合わせから紹介していきます。

B:侵略者タイプ×犠牲者タイプ

相性が良い組み合わせ1つ目は、侵略者タイプ×犠牲者タイプです。

侵略者タイプと犠牲者タイプの組み合わせでは、絶えず恋の駆け引きが起こるので、刺激的な関係が続きます。「飽きないこと」は、この組み合わせではとても価値のあることとみなされます。

この組み合わせについて、以下でより詳しく見ていきましょう。

侵略者タイプ→犠牲者タイプ

侵略者タイプは、相手に従順さを求めます。あえて勝利を譲ってくれるような寛容さがある人がいいです。こういう点で、犠牲者タイプを気に入ります。

(侵略者タイプは犠牲者タイプのことを)強烈な関わりにも愛想よくついてきてくれるし、いつも勝ちたがるわけでもないし、ぎゃあぎゃあ喚かないと思っています。

Aggressor – Wikisocion

ですがただ従順なだけなら手応えを感じられず、いずれ飽きてしまうでしょう。そういうわけで、侵略者タイプにとっては相手の気まぐれさも大事になってきます。

(侵略者タイプの女性は)自らの荒々しくて活発な性的行為を向ける対象を探しています。とりわけ、自分に従順にふるまうのに気まぐれな男性に満足します。その場合、彼女には攻撃する動機があるのです。

В. В. Гуленко(1992)

完全に自分のものにしたと思ったらスルッと逃げていく犠牲者タイプは、侵略者タイプが攻撃をけしかけるのに都合が良く、それが良い刺激になります。

犠牲者タイプ→侵略者タイプ

逆に犠牲者タイプは、相手に荒々しさを求めます。強引なくらいのほうが愛されている実感があるし、欲望を意識的に満たそうとする生命力にも憧れます。こういう点で、犠牲者タイプは、侵略者タイプを尊敬します。

(犠牲者タイプは犠牲者タイプのことを)目的のために具体的な行動で引っ張ってくれることで安心させてくれて、好意や意思もはっきりしたわかりやすいサインを送ってくれると思います。性欲を意識的に満たそうとするのが魅力的で、自分の恋愛へのやる気も上がると感じます。

Victim – Wikisocion

しかし侵略者タイプを気に入る理由はそれだけではありません。犠牲者タイプは、力に圧倒されるのも好きです。

犠牲者タイプの男性は、こうした(侵略者タイプの)女性を崇拝しながら、同時に畏怖の念を覚えます。彼のふるまいは、「美しい女性」にすべてを捧げて奉仕する小姓(騎士見習い)にたとえることができるでしょう。

В. В. Гуленко(1992)

侵略者タイプの荒々しいふるまいには、まるで巨大な山を前にしたときのような感覚(崇高さ)を覚えることでしょう。あるいは犠牲者タイプは、相手の強い力が自分に向かうよう挑発することもあります。

犠牲者タイプの女性は、自分の弱さや不安定さ、あるいは無秩序を巧みに利用して、侵略者タイプの男性に積極的で決断的な行動をとらせます。恋の駆け引きでは、力強い抱擁や男性の体力をもっとも大事にしており、これに屈することによって、男性の意志への従順さを表します。

В. В. Гуленко(1992)

こうした挑発にまんまと乗ってくれる侵略者タイプのおかげで、犠牲者タイプも良い刺激を得ることができます。

I:保護者タイプ×子どもタイプ

相性が良い組み合わせ2つ目は、保護者タイプ×子どもタイプです。

保護者タイプと子どもタイプの組み合わせでは、心地よくて面白い関係が続きます。「繊細さ」はこの組み合わせではとても価値があります。

この組み合わせについて、以下でより詳しく見ていきましょう。

保護者タイプ→子どもタイプ

保護者タイプは、相手に知的な面白さを期待します。物質的な満足を超えた、高尚な喜びやワクワクを感じたいのです。こういう点で保護者タイプは、子どもタイプを気に入ります。

保護者タイプは子どもタイプを、楽しくて面白くて人生に喜びを与えてくれるパートナーと思います。変わっているけどとても聡明なコメントをくれることがあり、元気が出ます。

Caring – Wikisocion

また保護者タイプにとっては、控えめさも大切です。生活のお世話をしたら素直に喜ぶ子どもタイプを愛おしく思います。

保護者タイプの女性と合う男性のふるまいは、子どもらしい、つまり臆病で、何か期待していて、誘惑的なものであるはずです。保護者タイプの女性は、優しくて子どもみたいに弱々しい手つきで性感帯を触られることによって愛情を表現されるのが好きです。

В. В. Гуленко(1992)

性生活でも、奥手であったり恐る恐るそ~っと触れてくれたりする人のほうが、尊重されている感じがして好きです。なので、子どもタイプのか弱さが保護者タイプを喜ばせます。

子どもタイプ→保護者タイプ

逆に子どもタイプは、相手には愉快さを求めます。一緒に「遊び」をしてくれるような楽しい人が好きです。こういう点で子どもタイプは、保護者タイプを気に入ります。

子どもタイプは保護者タイプのことを、愉快な遊び心のある、心地よくて楽しい仲間と思います。

Childlike – Wikisocion

さらに子どもタイプにとっては、安心感も大事です。生活のお世話をしてくれたり優しくなでてくれたりする保護者タイプをありがたく思い、精神的な結びつきを深めます。

子どもタイプの女性の性生活では、繊細なタッチと関係の心理主義がもっとも重要です。子どもタイプの女性は、特別な意図もなく、脆さや子どもじみた無邪気さを行動であらわします。自分が共感をおぼえた相手の仕事や趣味をたやすく受け入れます。恋の駆け引きでは、保護者タイプの男性から主導権を喜んで奪い取り、自分の高尚さや想像力を示します。

В. В. Гуленко(1992)

無邪気に主導権を握ることもありながらも、脆くて危なっかしさのある子どもタイプ。彼らにとって、保護者タイプは頼れる安全基地であり、大事な存在になります。

その他の組み合わせは?

それ以外の組み合わせは、以上の2通りの組み合わせほど良い相性ではないのですが、面白いものが多いので必見です。

A:侵略者タイプ×侵略者タイプ

侵略者タイプ×侵略者タイプの組み合わせです。

この組み合わせは燃え上がりはしますが、気持ちよく勝たせてくれない相手に腹が立ちます。相手には弱さを期待しますが、相手もまた自分に弱さを期待しているので、互角のバトルが一生続くことになります。

侵略者タイプの男性との関係は、一方では侵略者タイプの女性を喜ばせ、興奮させるのですが、他方では思い描いていた勝利に導いてくれないのでむかつきます。そのため、この組み合わせでは、不安定な成功しか得られません。

В. В. Гуленко(1992)

C:侵略者タイプ×保護者タイプ

侵略者タイプ×保護者タイプの組み合わせです。

侵略者タイプも保護者タイプも、着るものや食べるものには自分なりのスタイルを持っていることが多いです。また基本的には性にも積極的ですが、ここにも自分なりのスタイルがあるかもしれません。この2タイプの恋愛は、そういった生活や性の場面でのすれ違いが生じやすいでしょう。

侵略者タイプは、子ども扱いしてくる保護者タイプにゲンナリします。侵略者タイプは十分に自立しており、生活のお世話は特に必要としていません。

保護者タイプの男性は、侵略者タイプの女性を小さな子どものように扱うのですが、これは彼女にとっては屈辱であり、腹が立つことでしょう。

В. В. Гуленко(1992)

逆に保護者タイプは、乱暴な侵略者タイプには魅力を感じられません。ていねいさを求める保護者タイプには、荒々しさは受け入れられません。

保護者タイプの女性は、強く荒々しく触られるのを受け入れません。前戯のない、力で支配するような性行為では保護者タイプの女性の性欲は萎えてしまい、そういうわけで侵略者タイプの男性にはがっかりします。

В. В. Гуленко(1992)

D:侵略者タイプ×子どもタイプ

侵略者タイプ×子どもタイプの組み合わせです。

この組み合わせは少し厄介と思われます。侵略者タイプは相手に弱さを求め、子どもタイプは相手に頼もしさを求めるので、はじめは惹かれ合うかもしれません。ですが、自分が求めていることを相手がしてくれることはありません。

侵略者タイプは、「お子ちゃま」相手では優越感を感じられません。世間知らずな子どもタイプを相手するのは、煩わしいです。

子どもタイプの男性との関係では、(侵略者タイプの女性は)彼にはおちゃめな従順さが足らないと感じるでしょう。子どもタイプの男性が侵略者タイプの女性の攻撃に適応したがらないので、破局せざるを得ません。

В. В. Гуленко(1992)

逆に子どもタイプは、侵略者タイプの「餌食」になることを恐れます。攻撃的な侵略者タイプの前では安心できず、距離を置きたがります。

子どもタイプの女性は、もちろん侵略者タイプの男性に興味は示すのですが、彼らの本能的なふるまいや荒っぽさのせいで親密になるのを恐れます。

В. В. Гуленко(1992)

E:犠牲者タイプ×犠牲者タイプ

犠牲者タイプ×犠牲者タイプの組み合わせです。

この組み合わせは刺激的ですが、本当は惹かれ合っていたとしても、お互いが曖昧で裏腹な態度をとるせいで、謎にややこしいことになります。相手の気持ちを試すように挑発しあったり、どちらが多く犠牲になっているかの勝負をしたりして、心身ともにボロボロになります。

犠牲者タイプの男性とでは、犠牲者タイプの女性は、複雑で含蓄のある(subtextual)関係にもつれこみ、犠牲競争をして、この犠牲への特別な恩恵を要求します。しばしばこの駆け引きのせいで、文字通りお互いに消耗します。

В. В. Гуленко(1992)

F:犠牲者タイプ×保護者タイプ

犠牲者タイプ×保護者タイプの組み合わせです。

この組み合わせもなかなか厄介と思われます。犠牲者タイプは相手に強さを求め、保護者タイプは相手に面白さを求めるので、一瞬「いいな」と思うことはあるかもしれません。ですが、次第に相手の行動が自分の望むものと違うことがわかり、嫌気がさしてくるでしょう。

犠牲者タイプは、優しい人相手では反抗しがいがなく退屈です。優しい保護者タイプは、ありがた迷惑に感じます。

犠牲者タイプの女性には、保護者タイプの男性は快適だけれどもあまりにも退屈な人に見えます。

В. В. Гуленко(1992)

逆に保護者タイプは、喜ばない人相手ではお世話のしがいがありません。不満げな犠牲者タイプの態度には腹が立ちます。

犠牲者タイプの男性との関係も、保護者タイプの女性には合いません。彼の気まぐれや策略、怒らせようと挑発するところには、びっくりするしむかつきます。

В. В. Гуленко(1992)

G:犠牲者タイプ×子どもタイプ

犠牲者タイプ×子どもタイプの組み合わせです。

犠牲者タイプも子どもタイプも、素晴らしい理想や風変わりな才能によって相手の関心を惹きつけます。はじめは、映画のようにロマンティックな関係に恍惚とするかもしれません。しかし結婚など現実的な問題にぶつかると、頼りない相手が嫌になってくるでしょう。

犠牲者タイプは、甘えたな子どもタイプにウンザリしてきます。無駄なおしゃべりに時間を奪われたくありません。

犠牲者タイプの女性は、子どもタイプの男性のことを、内心では意気地なしの弱虫と考えています。

В. В. Гуленко(1992)

逆に子どもタイプは、意味不明な犠牲者タイプに混乱させられます。

子どもタイプの女性にとって、犠牲者タイプの男性は部分的にしか合いません:ロマンティックなスタートをするのですが、そのうち彼が苦しみ出したり予測不可能なことをしたりするので混乱します。

В. В. Гуленко(1992)

H:保護者タイプ×保護者タイプ

保護者タイプ×保護者タイプの組み合わせです。

この組み合わせは快適ですが、物足りなさがあります。お互いに相手に子どもらしさを求め、生活のお世話をしあいます。しかし期待したようなワクワク感は得ることができず、生活面では苦労がないにも関わらずがっかりします。

保護者タイプの女性は、保護者タイプの男性との関係(…)には、基本的にはそれに反対していないにも関わらず、時間の経過とともにがっかりしてきます。遅かれ早かれ、自分を取り囲んでいる快適さの真ん中で、精神性の欠如を感じることになるでしょう。

В. В. Гуленко(1992)

J:子どもタイプ×子どもタイプ

子どもタイプ×子どもタイプの組み合わせです。

この組み合わせは楽しいですが、ストレスがたまります。お互いに相手に保護者の役割を課そうとしますが、期待したような生活のお世話をしてもらうことはできません。相手の構ってちゃんっぷりも不快なので、一緒にいたくなくなります。

同じ子どもタイプの男性といると、子どもタイプの女性は自分の生活のお世話をしてもらえないので、必然的に不快感を感じます。こうした組み合わせでは、ゆっくりと疎遠になっていくでしょう。

В. В. Гуленко(1992)
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